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年齢肌を潤いのある肌へと導く新成分プラセンタ
「プラセンタ」という言葉をよく耳にしませんか?
例えば化粧品やスキンケア商品にも使用されていますが、ドリンクも販売されるなど、様々なタイプが販売されています。
なんとなくお肌に良いイメージはありますが、具体的にプラセンタが何かはわからない方が多いのではないでしょうか?
今回はそんなプラセンタについてご紹介します。
1.「プラセンタ」とは
動物や植物の胎児を成長させるための部分、つまり人間でいう「胎盤」にあたる部分のエキスです。
「胎盤」と聞くとすごく抵抗があると思うのですが、日本では医療用以外で人間の胎盤由来のプラセンタは禁止されているのでひと安心ですね。
プラセンタには様々な種類があります。
動物由来であると豚や馬が主流で、他にも鮭などから生成されています。
植物由来のものもあり、メロンなどのフルーツから抽出されているものもあります。
なぜ「胎盤」なのかが気になりますよね。
胎盤には赤ちゃんを育てるために栄養がたくさん含まれているからです。その中には美肌・美白効果を持つ栄養素もたくさん含まれています。
プラセンタはこのような栄養素をぎゅっと凝縮したエキスのようなものです。
2.「プラセンタ」の効果とは?
栄養素がたっぷり含まれていることをご紹介しましたが、実際の効果はどうなのでしょうか?
プラセンタには美肌に欠かせない「うるおい・弾力・美白」全てに作用する効果があるとされています。
今回はそんな美肌効果について詳しくご紹介します。
・肌のうるおい、弾力を補う効果
肌のうるおいと弾力には、肌内部の「真皮」部分にあるコラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸などが元となっています。
プラセンタにはこれらを作る工場である「線維芽細胞」を増やす効果があり、肌のうるおいや弾力を促進させるとされています。
コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸は紫外線や加齢によってどんどん減少し、しわやたるみの原因となります。
減少した分を補おうとしても「真皮」という肌内部にあるため、一般的なクリームなどで減少した分を補うことは困難です。
そのため製造工場である「線維芽細胞」にアプローチできるプラセンタは貴重な存在です。
・肌の美白効果
りんごの皮をむいて空気に触れさせておくと、茶色くなりますよね。
これを「酸化」と呼びますが、同様に肌も紫外線などの影響により酸化してしまいます。
プラセンタには「抗酸化作用」という酸化を防ぐ効果があり、肌が酸化してシミができることを抑制するとされています。
またプラセンタは血行をよくすることで、新しい肌を作る仕組みである「ターンオーバー」を促進する働きもあります。
ターンオーバーを促進することで、シミの原因となるメラニンの排出も促されるので、多角的な美白効果が期待されます。
プラセンタには美肌効果だけではなく、疲労回復、免疫強化、更年期障害の改善など、様々な健康に関する効果もあるとされており、多様な栄養成分が含まれていることがわかります。
3.「プラセンタ」の摂取方法
プラセンタは様々な摂取方法があり、自分に合ったものを選ぶようにすると良いでしょう。
摂取方法をいくつかご紹介します。
・化粧品やクリーム
肌に塗ることでプラセンタの効果を得るものです。
手軽ですが商品によってはプラセンタの効果が薄い物もあるので、口コミを確認するなど注意が必要です。
・ドリンクタイプやサプリメント
飲むことで手軽にプラセンタを摂取する方法です。
化粧品やクリーム同様、良質なプラセンタが摂取できるものを選ぶようにしましょう。
・クリニックでの注射、点滴
費用はかかりますが、お医者さんに相談して自分に合ったものを選択できるというメリットがあります。
すぐに効果は出にくいですが、継続して利用すると効果を実感できるとされています。
プラセンタはさすが赤ちゃんを育てる部分のエキスが使用されているだけあって、栄養素が豊富で様々な効果が期待できるものです。
自分に合った摂取方法で使用し、美肌を目指しましょう。
(参考)
・Voce 「美肌効果大!? プラセンタって何をしてくれるもの? その効果は?」
・わかさの秘密 プラセンタ)